医師事務作業補助者の求人状況
2008年に診療報酬改定が施行されてからは、医師事務作業補助者の求人も増加傾向にあるようです。
但し、医師事務作業補助体制加算の対象になっている病院では、新しく医師事務作業補助を募集するのではなく、従来から働いている医療関連従事者を医師事務作業補助者としての仕事に当てる医療機関が多いので、求人数としては医療事務や介護事務と比較しても及ばないのが実情です。
では、求人情報を収集するにはどのような手段があるかというと、
資格講座を開講しているスクールの場合は、講座修了後に就職活動支援を行うグループ会社があったり、専任のキャリアコンサルタントによる就職相談やサポートを行っているところが多くなっています。
またインターネットで求人情報を検索できるサイトは多数ありますので、職種、勤務地、勤務時間、給与、資格など自分が希望する条件から求人情報を検索し、一覧で閲覧することができます。
無料で会員登録しておけば、希望条件と合った求人内容をメールで連絡してくれるようになっているサイトもあります。
もっと一般的な方法としては、ハローワークに求職者登録しておくこと、新聞の求人広告、街角の求人雑誌などの求人情報をくまなくチェックし、希望に合う求人内容であれば応募してみるという方法もあると思います。
医師事務作業補助者の収入
医師事務作業補助者の収入は、他の業種でも同じだと思いますが、医療機関の規模、勤務地、勤務形態により様々で差があります。
医師事務作業補助者の場合、求人募集での勤務形態は、パートと派遣での求人が多いようですが、正社員募集をしている医療機関もあります。
次に医師事務作業補助者の平均的な給与額について紹介してみましょう。
パート・アルバイトの場合は、時給900円前後が平均的な相場のようです。
派遣や契約社員の場合は、時給1,000円〜1,200円が平均的で、パートより高い金額を提示している場合が多くあります。
また資格を持っている場合や医療事務関連の経験者を求人応募の条件としている医療機関では1,300円以上の高い賃金を設定しているところもあります。
正社員の場合は、月の給与が15〜20万円となっているケースが多く見受けられます。
正社員の給料は、病院規模、地域、実務経験などによりパート・アルバイト・派遣と比較しても大きく異なります。
基本給以外に設けられている手当てや賞与なども金額が異なるので、応募を検討する際はそれらの条件も考慮してチェックするようにしましょう。
以上のことを参考にして、求人応募する場合でも、求人条件をしっかりと確認してから決定するようにしましょう。
希望条件に合った医療事務講座を自分一人で探すのは大変手間がかかります。
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