歯科医院等からの医療事務求人状況について

　歯科の診療所は2014年（平成26年）の1月末現在で、全国に約68,678施設あり、コンビニエンスストアの主要１０社店舗合計数が2015年現在で52,617店舗なので、その数を比較してみても、いかに歯科の医療機関が多いかが認識できると思います。

このような実態からもわかるように、各都道府県でも様々な地域で歯科医療事務に関する求人募集が行われており、都市部に限らずあらゆる地域で働くことが可能です。

歯科医療事務に関しては、主に次のようなところで求人情報が提供されていて就職活動が可能です。

　医療事務の資格講座を開講しているスクールでは、講座修了生の就職活動をサポートするための就職支援サービスを提供しているスクールが多くあります。

このような就職支援サービスが充実しているところでは、修了生向けの求人情報を提供し優先して仕事を斡旋しているスクールもあります。

特に当サイトで紹介しているほとんどのスクールでは、就職支援サポートが充実しているので活用すべきだと思います。

　医療関連職に特化した求人サイトもあり無料登録後、求人サイトから地域や給料、待遇など様々な希望条件を入力し求人情報を検索して応募することができます。

インターネットによる求人検索は、最近ではかなり利便性のよい求人情報の検索ツールになっており、勤務地、雇用形態、職種内容、給与、待遇、募集資格、経験の有無などかなり詳細にチェックすることができます。

なので、短時間で効率のよい就職活動が可能となり求職者には使い勝手のよい手段となります。

求人サイト自体も医療事務の求職者の視点で探しやすいサイト構成にしているのも最近の特長で、登録から入職できるまで無料で就職サポートしてもらえるのでぜひ活用したいものです。

最近では、医療事務職に限らずハローワークより求人サイトを利用する方が増加していますが、民間機関ならではのサポートの質の高さがその要因としてあるようです。

　ハローワークに登録すると、端末などを使用して全国の求人情報を検索することが可能です。

地域の求人情報を探すには大変便利ですが、求人サイトで提供されているような高待遇の求人情報はほとんどありません。

ハローワークは全職種を扱っている公的職業紹介所なので、求人サイトを運営している民間会社のような充実したサポートは期待できませんし、就職したら事前に聞いていた雇用条件と違うという事で苦情も多いという事実もあります。

この原因は求人企業が求人掲載の申請書を提出した場合、書類上の記載ミスがなければ、ハローワーク側もも掲載ＯＫとしているのが実態です。

全職種を扱っているだけに全部の申請を事細かく確認することは現実的に出来ないからです。

また、うがった見方をすれば、ハローワークは税金で運営されており倒産する心配もなく、職員の収入が減ったり解雇されることも無く、できる範囲で業務をこなせばいいわけで民間会社のように危機感をもって顧客サービスを向上させる必要も無いわけです。

一方、民間会社の場合は、競争が厳しく顧客サービスを常に向上させないと企業として生き残れないので社員も必死なって取り組んでいくわけです。

この点がハローワークと民間企業との大きな差であり、このことから最近求人サイト利用者が増加しているというのも納得できます。

　新聞の折込にも求人広告として、地域での求人情報が掲載されていることもありますので、自分で探して応募する方法もあります。

新聞の折込求人広告は、市町村単位での地元求人情報が掲載されているのが大きな特徴です。

給料や待遇は二の次で、とりあえず自宅から近い職場で働きたいという方にはお勧めです。

【管理人一言コメント】

　ここまで、就職活動や求人状況について紹介してきましたが、歯科医療事務の求人数そのものは全体的に少ない職種ではなく、雇用形態や勤務時間帯など自分の希望条件にあった求人内容を選択しやすい職種でもあります。

そのようなことから、家事や子育てと仕事とを両立して働きたいと希望する主婦層や転職を希望している現職ＯＬなどからも人気のある職種です。

　また、歯科医療事務は、医科と比較してもそれほど難しい資格試験ではないので、求職倍率も高くなっている地域もあるようですが、元々医療事務の求人数自体は多いので、就職先が見つからなくて困るというようなことはありません。

●医療事務の資格講座をお探しの方へ

希望条件に合った医療事務講座を自分一人で探すのは大変手間がかかります。

下記サイトでは、
医療事務の通信講座、全国で開講されている通学講座・スクールの受講料・受講期間・講座の特徴・開講場所などを一覧比較でき、無料資料請求して最新の講座内容を確認できます。

歯科医療事務の求人状況