医療事務の通学講座を選ぶ際のポイントについて

通学講座を決定するためのチェックポイント

受講後に目指せる資格は何か?

 まず、目指す資格を明確にしてから、その試験対策のある講座を受講するとよいでしょう。

通常、どのスクールで行われている講座も受講修了後に目標とする資格試験を受験できるようにカリキュラムが設定されています。

医療事務の資格は、似かよった資格名が多いので、希望する資格試験に対応した講座かどうかを事前に確認しておく必要があります。

通学可能な条件か?

 通学可能な時間と場所で受講できることが通学講座を受講する場合の最低条件です。

仕事をしながら学ぼうと考えているなら、仕事を終了した後の時間帯に受講できる講座か、土日に開講している講座でないと通学できません。

また、出張や残業で欠席した場合、他の授業に振り替えて受講できる制度の有無についても、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

受講費用はどのくらいか?

 通学講座の場合、入学金が受講料とは別に必要なスクールもあります。

テキスト代と資格試験受験料は、受講料に含まれている場合と含まれていない場合があります。

また、講座修了証を交付していう講座では、費用が別途必要なところもあります。

通学の場合、受講料は、10万円前後というのが相場ですが、総額費用としては、どのくらい必要なのかを事前に確認し、予算内の受講費用かどうかを判断しましょう。

事前に受講相談に応じてくれるか?

 スクールの中でもいろいろなタイプの医療事務受講コースがあり、どのコースを受講すればいいのか迷う場合もあります。

そんな時は、まず資料請求して概要を把握し、スクールなどに問い合わせて相談しましょう。

自分の目標や受講歴、予算、受講可能な地域や時間帯などを伝えて担当者に相談すると、最適な講座はどれかなどのアドバイスをもらえます。

このとき親身になって対応してくれるスクールを選ぶ方が無難です。

相談している段階で、高額な講座やオプションをやたらと紹介したり、早く契約するよう勧誘するところは要注意です。

教室の授業雰囲気はどうか?

 事前の無料体験や授業見学ができたり、受講前相談ができるスクールも多いので、確認してから決定するほうがよいでしょう。

無料体験や授業見学に行った際は、教室の雰囲気、講師の指導の仕方、生徒の年齢層や受講している様子、校舎や教室の設備などを確認しておきます。

また、自分のレベルに対して講義内容自体が合っているかなども重要な判断要素です。

通学してから講座が気に入らず受講を取り消すような事態は避けたいものです。

欠席時のフォロー体制は?

 授業欠席時には、授業の無料振り替え受講ができる講座がほとんどで、講義映像による補講を行っているスクールもあります。

また、やむを得ず休学する場合も、数年以内なら復学は自由にできるスクールもあります。

仕事が忙しく、最後まで通学できるか不安な方は、このようなフォロー体制が整備されている講座を受講するのも選択肢の一つです。

講座修了生の合格率は?

 講座修了生の資格試験の合格率も聞いておきましょう。

合格率が高いということは、何かそれなりの理由があるのでしっかり確認しておくようにしましょう。

もちろん、合格率が高いからと言って、講座を受講すれば全員が合格できるわけではありません。

医療事務の試験は広範囲なので、自分で予習復習などを行う努力が必要です。

学習サポート体制は?

 受講生が資格試験に不合格になった場合、受講期間の無料延長や受講料金の返金制度が用意されている講座もあります。

就職の斡旋や就業サポートはあるか?

 講座修了後の就職支援制度があるかどうかも大切な要素です。

就業先の紹介や就職のためのサポートがある講座の方が、就職できるチャンスがより多くなりますが、あまり過剰な期待はしないようにしましょう。

各種割引制度は利用できるか?

 受講料の割引制度として、厚生労働大臣指定の教育訓練給付制度、県などの母子家庭自立支援教育訓練給付制度が適用されるのかを確認します。

適用講座であれば受講料の20%が給付されます。

通学講座を決定する際のチェック項目

チェック項目
1 □ 受講後に目指せる資格は何か?
2 □ 土日・夜間に開講しているのか?
3 □ 授業の時間割は?
4 □ 毎週何回通学するのか?
5 □ 通学可能な範囲内にあるか?
6 □ 通学時間や交通費は?
7 □ 受講料金はいくらか?
8 □ 入学金・教材費は別途必要か?
9 □受講割り引き制度は利用できるか?
10 □ 分割払いは可能か?
11 □ 初心者向けの講座・コースはあるか?
12 □ 受講条件に年齢制限はあるか?
13 □ 受講前にカウンセリングの相談は可能か?
14 □ 無料見学時の授業の雰囲気や講師の教え方はは?
15 □ 1クラス何人制か(少人数制か)?
16 □ 欠席時のフォロー体制は?
17 □ 試験不合格時のサポート体制は?
18 □ 講座修了生の合格率は?
19 □ 就職相談や就業先の斡旋があるか?
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