医療事務の通信講座を選ぶ際のポイントについて

 通信講座を受講する際には、次のチェックポイントを確認してから決定するようにしましょう。

通信講座を決定するためのチェックポイント

受講後に目指せる資格は何か?

 通信講座もやみくもに選ぶのではなく、どの資格を目指すのか、受講修了終は何の資格が取得できるのかなどを受講前に検討しておくべきです。

最近では、通信講座を受講することにより、在宅で受験できたりする講座も多いので、通学講座で受講するより有利な条件で資格を取得できる場合があります。

なので、資格試験は指定会場で受験するのか、自宅で受験できるのかなどをチェックしておきましょう。

また、延長も含めた受講期間内なら、資格試験を何回でも受験できるところもあるので、しっかりと確認するようにしましょう。

メインテキストの内容は?

 講座で使用するテキストは、学校の受験勉強をする時と同じで、自分に合ったものを選ぶようにすることは重要な要素です。

講座を開講しているスクールのホームページ上で、テキストの種類や見本を閲覧できたり、また無料で案内資料を取り寄せられる講座がほとんどなので、どんなテキストを使用するのかを確認するようにしましょう。

副教材の内容は?

 医療事務を学ぶ場合、副教材としてレセプトやカルテの作成教材、診療点数早見表、医療用語集などが付属しているのかどうかも重要なチェック項目です。

受講スタイルはどのような形態か?

 通信講座の受講スタイルも最近では多様化しており、次のような形態があります。

@テキスト教材
知識がある程度ある方や受験経験のある方向きのスタイル

ACD教材
パソコンがあればCDに収録された講義動画を再生して学習できるスタイル

BWEB教材
インターネットに接続できる環境があればパソコンやスマホでWEB上の講義動画で学習できるスタイル

添削課題もWEB上やメールなどで完結できるスクールもあり、スピーディーに学習時間を活用したい方向けの学習スタイル

 既に実務経験があるなら@のテキスト教材だけでもいいかもしれませんし、パソコンやタブレットがあれば、AのCD教材やBのWEB教材でインターネットからWEB上で学習できるスタイルが便利です。

@〜Bの中で自分のライフスタイルには、どのシステムが合っているかをよく考えて選択するようにしましょう。

受講期間の延長は可能か?

 通信講座の受講期間は、開講している講座により差がありますが、受講生それぞれが自宅で空いた時間に学習するので、同じ期間内に全員が修了するとは限りません。

なので、受講期間の延長が可能か、延長期間中も質問やサポートが利用できるかなどを確認しておきましょう。

学習サポートシステムは?

 通信講座の場合、自宅でテキスト勉強し、1科目が修了した時点で課題レポートを提出するというシステムはどこのスクールでも同じです。

課題を提出すると担当講師からの添削指導が返送されてきます。

 また、テキストで勉強していて分からないことについては、電話、FAX、メールなどで何回でも無料で質問することができ回答してくれるますが、中には質問回数に制限があったり、有料のスクールもあるのでサポート内容の確認が必要です。

信頼できるスクール・主催団体か?

 当サイトでは、実績のある優良講座・スクールしか紹介していませんが、通信講座を選定するとき、あまり名前を聞いたことのないスクールや個人で行っている在宅ビジネス紹介業者には注意が必要です。

消費者センターなどによく寄せられている苦情相談では、「講座を受講してくれたら、レセプト点検を在宅で出来る仕事を紹介します。」などという手口で勧誘し、申し込んだらテキストや結構高額なパソコンなどを購入させられ、講座が修了しても全く仕事を紹介してもらえなかったというようなケースもあります。

通常、最初から仕事を餌に講座を受講させたり、高額教材を売りつけたりするようなスクールはないので注意が必要です。

クーリングオフは可能か?

 通信講座では、クーリングオフ制度があるスクールが多くありますが、未使用の教材しか返品できないのが一般的で、適用条件は講座によって異なります。

中には受講料は返金不可や、解約手数料が必要なスクールも有ります。

自分が期待していた教材内容と違う場合は解約・返品する必要があるので、必ず確認が必要です。

通信講座を決定する際のチェック項目

チェック項目
□ 受講後に目指せる資格は何か?
□ メインテキストの内容は?
□ 副教材の内容は?
□ 学習カリキュラムは?
□ 受講スタイルはどのような形態か?
□ 受講期間の延長は可能か?
□ 添削回数は何回あるのか?
□ どんなサポート・フォローがあるのか?
□ 質問何回に制限はあるか、質問方法は?
10 □ 入学金・教材費は別途必要か?
11 □ 信頼できるスクール・主催団体か?
12 □ クーリングオフは可能か?

資料請求から受講までの手順

1.資料の取り寄せ
ホームページ・電話・FAX、メールで資料を請求する。

講座案内資料はほとんどが無料で請求可能。

通信講座は、資料でしか判断できないので、無料一括資料請求できるサイトから複数講座を取り寄せて、講座内容を比較検討してから決定するようにすること。

2.不明点の問い合わせ
資料請求後も講座内容で不明点があれば問い合わせること。

3.受講申込書を送る
必要事項を申込用紙に記入して送る。

ホームページでは、必要事項を申し込みフォームに入力して送信する。

4.教材を確認する
教材が自宅に届いたら、漏れがないか確認する。

教材がどうしても気に入らない場合は、クーリングオフが適用される場合は早めに返品する。

5.受講料を振り込む
教材が届いてから受講料を振り込むケースが通常はほとんどだが、中には受講申込みと受講料振り込みを同時に行う講座もある。

6.受講開始
全ての手続きが完了したら、受講開始。

日付入りの受講証などが講座の主催団体から発行され、受講期間は受講開始日から起算されるので、講座修了まで受講証は保管しておくこと。

●医療事務の資格講座をお探しの方へ

希望条件に合った医療事務講座を自分一人で探すのは大変手間がかかります。

下記サイトでは、
医療事務の通信講座、全国で開講されている通学講座・スクール受講料・受講期間・講座の特徴・開講場所などを一覧比較でき、無料資料請求して最新の講座内容を確認できます。

[PR]最短・最安で医療事務の資格が取れる。通信・通学講座を一覧比較し、2分で無料資料請求完了!

関連ページ

医療事務 通信講座のメリット・デメリット
医療事務の通信講座を受講する際のメリットとデメリットについて解説しています。
医療事務 通学講座のメリット・デメリット
医療事務の通学講座を受講する際のメリットとデメリットについて解説しています。
医療事務 通学講座を選ぶ際のポイント
医療事務の通学講座を選ぶ際のポイントについて解説しています。
医療事務 専修学校・短大のメリット・デメリット・選ぶ際のポイント
医療事務の専修学校・短大を選ぶ際のポイント、メリット・デメリットについて解説しています。
医療事務 独学のメリット・デメリット
医療事務を独学で学ぶ場合のメリット・デメリットについて解説しています。
医療事務 独学での学習方法と受験までの進め方
医療事務を独学で学ぶ場合の学習方法や学習開始から受験までの道のりについて解説しています。

医療事務の関連資格
試験日程一覧
医療事務の通信・通学
講座の特徴
医療事務講座
を徹底比較
医療事務講座の
上手な選び方
ページトップへ戻る