登録販売者の資格は独学で取得はできる？

　独学で登録販売者の資格取得を考えている方もおられると思います。

薬学についてある程度の知識がある方などは、市販テキストや問題集を購入して根気強く勉強すれば合格できる場合もあると思います。

　但し、初めて登録販売者について学ぶ方には、独学はお勧めできません。

正直言うと、チャレンジしたことのある私からすれば、登録販売者の勉強自体、独学で学ぶのは簡単ではないからです。

　ここでは、どうしても独学で勉強したい方のために、どのようなテキストを購入すればいいのか紹介していきたいと思います。

どのようなテキスト・問題集で学べばいいのか？

　登録販売者の知識を身に付ける上で一番重要なものがテキストです。

独学の場合、どのテキストを選ぶかで、学習効率や知識の理解度・修得スピードが大きく影響されます。

　テキストはいろいろなものが市販されていますが、結論からいうと、次に紹介する市販テキストだけで十分です。

このテキストは、現役の登録販売者講座の講師が実際に長年使用しているテキストで、一番分かりやすいからです。

　次のものは第６版になり、厚生労働省の『登録販売者試験作成の手引き』の内容が反映された最新版になりますので、自信を持ってお勧めできます。

　薬学の知識がある方であれば、４〜５ヶ月間このテキストで集中して学べばスムーズに勉強を進めることができると思います。

次にテキスト勉強が終われば、試験の１〜２ヶ月くらい前より、受験予定である都道府県の過去問題を徹底して解き、自分の苦手科目を潰していくというやり方でいいと思います。

　試験は全科目平均点以上を取らないと合格できません。

全体として得点が良くてもどれか１科目でも基準点以下であれば不合格となりますので、不得意科目が無いように注意して下さい。