病院と診療所の違い

病院と診療所の違いはここ

病院の定義は、医師が医療行為を施す場所で、入院する場合に必要なベットなどの設備が20床以上常設されている医療機関を病院とすると規定されています。

間違いやすいですが、総合病院と呼ばれているものは法律で定められたものではありません。

診療所の定義は、病床数19床以下の医療機関のことを言うと法律で規定されています。

診療所は、別名、クリニックや医院と言われることがありますが、この呼び方はあくまで通称です。

法律上では「診療所」とい呼び方が正式な名称になります。

診療所も病院も共に医療事務職員が行う業務があります。

大規模病院の人員構成

大規模な病院では、業務別に役割分担されており組織も分かれています。

平均的に大規模な病院では医師・看護師などを含む全職員数の10%から20%にあたる人員が医療事務の職員数となります。

ですから全職員数が100名くらいの病院では、10〜20名くらいが医療事務の職員数で事務関連の仕事に携わっていることになります。

診療所の役割

診療所の数は日本にある全医療機関数の約60%を占めます。

診療所の役割は、近所にある掛かりつけ医で、風邪やねんざなどの軽い病気やケガをした場合に、気軽にすぐ診察が受けれるような病院のことです。

特に診療所の職員数は少ないので、各自が広範囲に渡って仕事をこなす必要がありますので、オールマイティに何でもこなすスキルが求められます。

歯科医院・調剤薬局に於ける医療事務の働き

個人開業する場合が多い「歯科診療所」も、病院で医師から発行された処方箋に基づき薬の調剤を行う「調剤薬局」にも、医療事務職員は必ず必要です。

診療所などは、どこも職員数が少ないので人手が足りず、事務職員が受付だけでなく歯科助手の仕事にも応援に入ったりしており、医療事務以外の広範囲に渡って業務をこなしているのが現状です。

ドラッグストアでも全国にチェーン展開をしているようなところでは、調剤薬局をストア内に併設している場合が多くなっているので医療事務関係に求人募集も増加しています。

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