薬を保管する場合は次の5点について注意することが必要です。
1. 薬は高温多湿や直射日光を避けて保管
薬はその性質上、熱や湿気、太陽の光などに影響を受ける可能性があるので、保管方法には次のようなことに気をつける必要があります。
- 直射日光が当たらないよう、薬の保管容器の栓やフタはきちっと閉めておく。
- 熱が薬に伝わらないように、暖房器具の側に置かない。
- 冷蔵庫で保管指示のある薬は、凍らないように保管する。
2. 他の物と一緒にして薬を保管しない
薬以外のものと一緒に保管すると、誤って服用する可能性があります。
事故を防ぐために食品・防虫剤・液体洗浄剤などとは区分して保管しましょう。
3. 処方された薬を別の違う容器に移し替えない
薬をかってに違う容器に移し替えてはいけません。
薬の種類や用量用法がわからなくなり事故につながります。
4. 有効期限の切れた薬は使用しない
薬には有効期間が決っていますので、有効期間切れや変色した薬などは使用せず廃棄しましょう。
5. 子供が容易に触れることのない場所に保管する
子供の誤飲事故の20%弱は医薬品などによるものですので、次のことに注意しましょう。
- 子供の手の届く場所に薬を置かない。
- 古い薬などを処分する時も子供が容易に触れない状態で廃棄する。
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