調剤薬局事務を含む医療関連事務の福利厚生については、どのような状況でしょうか?
ここでは正社員で勤めた場合の社会保険などの福利厚生について説明してみたいと思います。
調剤薬局事務のお仕事を正社員として働くことの最大のメリットは、なんといっても社会保険が完備されているということではないでしょうか。社会保険とは健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などのことです。
健康保険や厚生年金は雇用した会社も折半で支払ってくれますので、国民年金や国民健康保険などと比較すれば、毎月の支払額はかなり安くなっています。
健康保険は加入することにより保険料が実費の3分の1で済みますし、 「高額医療費制度」がありますので、1日から月末の1ヶ月間に一定額を超える医療費がかかった場合、超えた金額は申請すれば返還してもらえます。
実際、入院や手術をして高額の医療費が必要となった時でも、健康保険の対象となる手術や診療治療であれば、月で約8万円ほどの負担ですみます。
また、厚生年金に加入することで、定年後、年金が支給されますので、老後生活の安定保障のための助けとなります。
雇用保険とは、解雇されたり退職したり失業状態にあるときに、それぞれの条件によって給付期間がありますが、その期間については失業保険を受け取ることができ、期間内に早く再就職すれば、 就職手当ても受け取ることができます。
労災保険は、勤務中や通勤途中で事故などが発生し怪我などした場合、治療費が保険から支払われます。
次にに育児休暇や保育室完備についてはどうでしょうか?
調剤薬局事務を含む医療関連事務のお仕事は、比較的年齢に影響されず続けて働く人が多いため、大手医療機関などでは、育児休暇があるところが多く、中には託児所つきのところもあります。
このような職場は再就職や職場復帰もしやすい環境でもありますので最初の就職時に待遇などについてもよく確認しておきましょう。
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