調剤薬局事務の勤務先として一番多いのが調剤薬局になります。これは、現在の医薬分業の流れからして当然の結果でもあります。
医薬分業については、「医薬分業とは」のページで解説していますのでそちらをご覧下さい。
皆さんが働くことになる薬局については、薬事法 第1章 総則 第2条11項により以下のように定義されています。
「この法律で「薬局」とは、薬剤師が販売又は授与の目的で調剤の業務を行う場所(その開設者が医薬品の販売業を併せ行う場合には、その販売業に必要な場所を含む。)をいう。」
また薬局には、基準薬局と呼ばれるものもあります。
基準薬局とは、日本薬剤師会が定める基準をクリアし認定され、特に薬剤師会が推奨する薬局をいい、通常、「かかりつけ薬局」と呼ばれます。
調剤薬局(保険薬局)とは、わかりやすくいうと、病院や診療所からは独立した薬局で、 医師が診断した後に処方箋を発行し、それに基づき調剤した処方薬を、患者さんに処方することのできる薬局をいいます。
現在、調剤薬局は厚生労働省の医薬分業の推進に伴い増加傾向にあります。
病院や診療所などの医療機関から院外の調剤薬局に出された処方箋の枚数をみてみると、平成19年度は平成9年度の2.02倍にもなっており大幅に増加しています。
当然調剤薬局数も増加していますので、調剤薬局事務のお仕事をする チャンスは大きく広がってきると考えられます。
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