調剤薬局事務などを含む医療関連事務の給与体系と退職金についての現状はどのようになっているのでしょうか?
まず給料体系についてですが、
社団法人 全日本病院協会の医療従事者委員会が発表した「医療従事者の給与に関する調査結果報告書」のデータによると、医療関連事務職の給与体系は、
一定年齢(勤続年数)まで給料が段階的に上がっていく年功給を取り入れている医療機関が全体の46.5%で一番多く、
次に年齢(勤続年数)よりも職能給が基本というのが全体の29.6%、
公務員体系に準ずるが19.0%と続いています。
次に退職金についてですが、
日本医労連・調査政策局が公開している退職金の平均支給額データによると、高卒で医療関連事務の仕事に就き、勤続年数42年で定年退職した場合は、2091万円となっています。
これは、定年退職時点での月収の55ヶ月分にあたります。
以下のデータは退職までの勤続年数別による平均支給額のデータです。
退職時点の月収の何か月分を支給しているかのデータになります。
- 勤続10年の場合 希望退職: 9.6ヶ月 定年等退職:10.8ヶ月
- 勤続20年の場合 希望退職:23.5ヶ月 定年等退職:25.6ヶ月
- 勤続30年の場合 希望退職:39.1ヶ月 定年等退職:42.3ヶ月
- 勤続40年の場合 希望退職:50.2ヶ月 定年等退職:53.1ヶ月
以上は直近のデータではありませんで、今後の景気動向により当然変動することがありますが、一応参考にして下さい。
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