調剤技術料とは、処方箋の指示に従い薬剤師が処方薬を調剤する作業に対して支払われる技術料です。

薬の種類によって、頓服薬、内服薬、外用薬、注射薬で細かく点数が分類されています。

さらに、残業・休日出勤・夜間勤務などの定時間外勤務や、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を利用した場合などにも加算点数が付きます。

調剤技術料には、「調剤基本料」と「調剤料」があり、調剤技術料=調剤基本料(加算)+調剤料(加算)として算出されます。

調剤技術料の調剤報酬算定知識|記事一覧

調剤基本料とは?調剤技術料=調剤基本料(加算)+調剤料(加算)として調剤技術料が算出されますが、ここでは調剤基本料について解説していきます。調剤基本料とは、処方箋の調剤を行うことに対しての報酬への基本料になり、処方せんの受付1回ごとに所定点数を算出し、さらに加算点数を加えて算定します。加算項目には、保険調剤薬局の施設に対して加算される基準調剤加算があります。さらに処方せん受付の全合計枚数の内で後発...

調剤技術料の報酬計算は、調剤基本料(加算)+調剤料(加算)として算出されますが、このページでは調剤料について解説していきます。調剤料とは、処方箋をもとに、保険薬局で薬剤師が医薬品を調剤する作業技術に対し算定されており、医薬品の処方日数・種類により点数は異なっています。また、以下のような特別な作業などが発生した場合にも、その技術料として点数が加算されます。薬の飲み込みが困難な患者の場合:錠剤を粉状に...

調剤料の調剤方法に関する加算項目には、次のような項目があります。嚥下困難者用製剤加算一包化加算麻薬加算向精神薬・覚醒剤原料・毒薬加算自家製剤加算計量混合調剤加算これらの概要について解説しますが、算定できる点数については割愛しますので、調剤薬局事務講座で配布されている最新の調剤点数表を確認くださいね。嚥下困難者用製剤加算とは嚥下障害を患い市販薬として販売されている薬剤の剤形のままでは服用することが難...

在宅患者調剤加算とは在宅患者調剤加算は、次の患者に対して加算することが可能です。在宅患者訪問薬剤管理指導科の算定を行っている患者厚生労働大臣が規定する患者に対し調剤を実施した場合在宅患者調剤加算を行うためには、保険薬局は次の条件を満たしていることが求められます。地方厚生局長に在宅患者訪問薬剤管理指導を実施する主旨の届出を行っている保険薬局であること。在宅業務を実施するために要する仕組みや体制が整理...

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