1.調剤薬局事務の通信講座を受講することのメリットとは
調剤薬局事務の資格を取得するための通信講座は多数開講されていますが、これは薬局関連の仕事は高齢化社会の日本にとって、なくてはならない職業だからです。
現在、金銭的にも時間的にもあまり余裕がなっかたり、自宅や会社の近隣に教室がなく通学講座や養成学校に行くことができないという方には、通信講座がお勧めです。
通信講座の受講メリットには、次のようなことが挙げられます。
- 時間や場所に制約されずに勉強できる。
- インターネットやメールなどで、迅速に指導を受けることが出来る。
- 自分のペースで学習でき添削指導によりしっかりと学ぶことができる。
- 受講料が比較的安い。
- 学習カリキュラムが充実している。
- サポートが充実している。
通信講座を受講することの6つのメリット
通信教育の一番のメリットはやはり自分の好きな時間や場所で学習することが出来るということでしょう。
通学講座のように、講座の受講時間があらかじめ決まっていて、その時間に拘束されるということがありません。
また自分の空いた時間を利用したり、自分が集中できる時間帯で、自宅など落ち着いた場所で学習することが出来ます。
通信教育を受講している人は、時間的に余裕がなく、一定の決まった時間を取れないという方も多いと思います。
例えば学校に通いながら資格取得しようとしている学生や働きながら資格取得を目指している社会人、子育て家事などの合間に学習し再就職を考えている主婦の方、こういった方々には大変いいサービスです。
少し前までは、通信教育もFAXで送信したり、郵送したりしていったので、テスト結果や添削内容の解答が返ってくるのが遅くて時間がかかり問題がありました。
最近ではインターネットでも受講できるところも多く、パソコンやスマホからインターネットを通じて添削を行っている場合もあり、課題をメールで提出し、講師から添削結果もメールで返信されてきます。
メールでのやり取りが多いようです。
ひと昔前のようにFAXが混みあっていて、送受信に支障をきたすようなストレスもなく、インターネットによる充実した学習サポートを受けることができます。
通信講座は、独学とは違い講師から添削指導を受けられますので、資格取得までの全体の進捗状況が把握でき、自分が何を間違ったのかもしっかりと認識できますので、効率よくしっかりと学ぶことができます。
基本的に通信講座は、時間的に制限されることなく、学習スケジュールの自由度が高いので自分のペースで自由な時間に学習することが可能です。
通信講座の受講料は一般的には通学講座よりもやや安くなります。
もちろん、安くなるからといって、通学講座の資格より通信講座で取った資格が不利になるようなことは絶対にありません。
以上のように通信講座は、忙しい方のために、有効的に時間を利用できる良い学習カリキュラムだといえます。
通信講座のカリキュラムもテキストだけを使用した講座だけでなく、DVDやCD-ROMを使用した講座、インターネットを利用してパソコンやスマホからWEB講義を受講できるスクールも少なくありません。
質問に関してもメールやWEBを介してやり取りするので、疑問点もすぐ解消できます。
通信講座の受講料は通学講座より安い価格に設定されていますが、学習カリキュラムやテキストは通学講座と同様の場合が多く、学習サポートも充実し、入職できるまで就職サポートを行うスクールも多くあります。
2.調剤薬局事務の通信講座を受講することのデメリットとは
通信講座は、マイペースで時間に縛られず学習できる大変便利な方法ですが、通信講座にもデメリットが存在します。
通信講座を受講することのデメリット
通信講座は通学講座と比べると、勉強を進めていく上で自己管理が難しいといことではないでしょうか!
通信講座は、時間の自由がきくというメリットがある反面、自分で勉強をする気がなければ、なかなか進みません。
通信講座といっても当然、受講期間には有効期間がありますので、それまでに勉強が完了しないと、添削指導なども受けることが出来なくなり受講料も少しムダになってしまいます。
学習計画については講座の運営者側で、ある程度立ててくれるかもしれませんが、学習計画の自由度はかなり高く、最終的には自分で日々月々の計画をたてて自分の意志で進め実行していくことになります。
やる気がおこらず、自分がやらないと思えば勉強はまったく進みませんし、今日はここまで頑張る!と決めて計画通りやるのも自分です。
また他人は注意してくれませんし、時間はどんどん過ぎ去っていきます。
学習についての自己管理のポイント
このようなことを少しでも防ぐためのポイントは、通信講座を受講する前に必ず資料を請求し、次のような内容について納得するまでしっかり確認することをお勧めします。
- どのような学習カリキュラムになっているのか。
- 自分の考えていたこととあっているのか。
- 途中で挫折せず最後までやりとうすことはできそうか。
実際に教材が届いてみたら、自分の思っていたことよりはるかにレベルが高く、ほとんど内容が理解できないという可能性もあります。
逆に自分がすでに学んだ初歩的な内容が多く、勉強しなくても知っているわかっている、などという場合もあるのです。
ですから、学習カリキュラムや教材については、事前にしっかりと確認し、自分に合った納得できる通信講座や通信教育を選択しましょう。
通信講座を受講する際には、自分は最後まで必ず勉強をやりとおし、修了して後の資格試験に合格するんだという強い決意をもって取り組んでいきましょう。