医療保険調剤報酬事務士の概要・受験ポイント・試験内容
試験の概要
医療保険調剤報酬事務士は、医薬品卸業トップのメディパルホールディングのグループ企業である医療保険学院が実施している認定資格で、学院は1973年に設立されています。
医師が発行する院外処方せんの指示通りに薬剤師が調剤を実施し、その費用請求を行うための調剤報酬明細書の知識と作成能力を審査する試験です。
医療保険学院の運営は、株式会社 エム・アイ・シーが行っていますが、医業経営に関する相談業務や医療機関での受付業務、レセプトの点検・審査業務などの事業運営を行っている会社で、医療現場の実務に精通したプロ集団です。
なので、現場で本当に必要となる実務が反映された実践的な内容になっています。
受験資格は、ヒューマンアカデミーの調剤薬局事務の通信講座を受講し、修了試験に合格した方が受験できます。
認定試験の受験料は初回は無料ですが、2回目以降は3,500円が必要になります。
認定試験は、トータル3回まで受験可能ですが、3回目までに試験に合格できなければ、受験資格は喪失します。
但し、合格率は、80〜90%を推移しているので、難しい試験ではないため、ほとんどの受験生は1回目の試験で合格しています。
さらに、試験形態は在宅WEB受験なので、自宅で参考資料を見ながらじっくりと問題を解くことができます。
また、試験問題は全部で50問出題されますが2択問題なので、丸暗記などの勉強は不要で、真面目に学習していれば不合格になるケースはほとんどありません。
1回目の試験で合格できない方は、実際ほとんどいないようですが、2回の再受験が可能な上、受験料も安いので、大きなリスクはなく、安心して受講し勉強に取り組むことができます。
医療保険調剤報酬事務士の資格取得を目指せる講座は、次のスクールで開講されています。
受験ポイントと試験内容
- 医薬品卸業トップ企業のグループ会社である「医療保険学院」主催の検定試験です。
- 医療保険学院指定の講座修了生対象の資格試験です。
- 資格認定試験の初回受験料は無料です。
- 試験はトータル3回まで受験可能です。
- 在宅でWEB上から試験を受験できます。
- 合格率は80〜90%の難易度の低い試験です。
- 合格すれば「医療保険調剤報酬事務士」の認定証が授与されます。
資格概要 | 現在では医薬分業化が推進されニーズも多様化していますが、この状況にもしっかりと対応できる人材が必要になっています。 そこで、医療保険学院では、実務を重視した教育訓練を初心者に実施し、短期間で専門家にすることを目標に資格試験が実施されています。 |
資格分類 | 民間資格 |
資格名称 | 医療保険調剤報酬事務士 |
受験資格 | 指定校の調剤薬局事務講座の修了生 |
試験日程 | 指定校の調剤薬局事務講座修了後、都度実施 |
試験の 有効期限 |
資格認定試験については、トータル3回まで受験することができますが、3回目の受験までに合格できないと受験資格が失効するので注意が必要です。 |
試験形態 | 在宅WEB試験 |
試験場所 | 自宅 |
試験内容 | 試験問題1、2、3として次の出題数が2択問題で出題されます。
|
合格基準 | 次の全ての基準を満たした者が合格となります。
|
受験料 |
|
合格率 | 80〜90%を推移 |
合否発表 | WEB受験後、ネット上で通知されます。 |
認定証書 の交付 |
試験合格後、約2週間で医療保険調剤報酬事務士の認定証書が授与され、合格者宛に送付されます。 |
主催団体 | 医療保険学院 |
問合せ先 | 住所: 〒113-0034 東京都文京区湯島3-37-4 HF湯島ビルディング9F TEL: 03-3832-6214 |