勉強を素早くできる準備を整える
仕事をしている社会人で、時間に余裕のある人はほとんどいません。
特に、早く資格を取得したい場合や試験日まで時間がない場合などは、「社会人の資格勉強にはコツがある」のページでも紹介したような勉強法を取り入れても、まだ時間が不足する場合があります。
これを解決する手段としては、1日の中に存在する隙間時間を見つだし、わずかな勉強時間を積み重ねるしか方法がありません。
よく考えてみると、いくら忙しい人でも仕事の移動時間、休憩時間、待ち時間などあるはずです。
自宅でも家事などを効率よくこなすことにより隙間時間は生まれます。
ただそのような時間があっても、やらなければまったく意味がありません。
私の場合は隙間時間をすぐ利用できるようにするため、筆記用具やテキスト、問題集で必要な部分をコピーしてカバンに入れて持ち歩いていました。
ただし、気を付けないといけないのは、勉強内容をノートなどに手書きでしてまとめたりするこです。
これをすると、内容を考えてまとめたり、書いたりする時間が発生し、かえって勉強する時間がなくなってしまいます。
今はスマートフォンやノートPCがあり、どんな場所でも使用できるので、テキストの必要なページをデジカメや写メで撮って画像として保存すると便利です。
隙間時間をまとめて長くできるよう工夫する
隙間時間といえども1分2分の時間ばかりでは、なかなか勉強が進みません。
集中してきて、これからという時に勉強が中断し、次の隙間時間に続きをやろうと思ってもどこまでやったかわからなくなってしまう事も多くなります。
できるだけこのような事を少なくするコツは、”隙間時間をまとめて取れるように工夫する”という事です。
仕事の内容によってそれぞれ状況が違うので、具体的には説明しにくいですが、
例として、
小分けした作業方法ができるだけ無いように、まとめて作業ができるようにしたり、
絶対に必要な作業とそうでない作業を判断し不要な作業はやめてしまうとか、
作業そのものを改善し効率化すればその分時間が生まれます。
仕事、環境、事情がそれぞれ違いますので実行できない方もおられると思いますが、工夫しだいでは実行可能な方もおられるでしょう。
このようなことを実践すれば仕事や家事が早く片付き、資格勉強以外にも思わぬ効果を発揮することも考えられます。
短期集中で資格を取得する
通信講座の場合は、標準的な受講期間が2ヶ月〜3ヶ月のスクールが多いようです。
このくらいは、何とか隙間時間を捻出し努力して勉強できる人はいいと思いますが、そうでない人は、通学講座をオススメします。
調剤薬局事務は、他の資格と違って有利な面も有り、通学講座で教室に通うと、わずか3日か4日で講座修了できる日本医療事務協会などのようなスクールもあります。
忙しい人は長い時間を掛けてコツコツ勉強するより、通学講座で短期間に集中して学ぶ方が効率もいいし、結果的に早く資格取得に結び付くと思います。