調剤薬局事務検定試験の概要・受験ポイント・試験内容
試験の概要
調剤薬局事務検定試験は、日本医療事務協会(JMCA)が主宰しており、国が実施している職業訓練や専門校でも導入されている資格試験です。
資格名称は、次のように変更された経緯があります。
- 2018年以前の名称:調剤報酬請求事務技能検定試験
- 2018年以降(現在)の名称:調剤薬局事務検定試験
試験では、薬局で重要な業務となる調剤報酬請求事務に関する知識・技能についての理解度・習得度が判定されます。
受験資格は特に無くどなたでも受験でき、資格を取得すれば就職活動でも自信を持ってアピールできるレベルの資格です。
試験日は、会場受験の場合、年6回奇数月の第2日曜日に実施されていますが、協会認定校で開講されている通信講座を受講した場合は、試験が毎月実施され講座修了後に自宅で受験することができます。
会場受験の場合でもテキストや資料の持ち込みOKなので、丸暗記するような受験勉強は必要ありません。
合格率は90%前後を推移しており、講座カリキュラムに基づきしっかりと勉強していればほとんどの方が合格できるレベルです。
調剤薬局事務検定試験の資格取得を目指せる講座は、次のスクールで開講されています。
受験ポイントと試験内容
受験ポイント
- 職業訓練・専門校でも導入されている検定試験です。
- 受験資格はなく、誰でも受験可能です。
- 合格率は90%前後を推移、難易度の易しい資格試験です。
- 協会認定校の通信講座受講生は、在宅受験が可能です。
- 在宅受験の場合、毎月試験が実施されています。
- 試験日は年6回実施されており、受験機会が多い資格です。
技能認定 の目的 |
専門学校や職業訓練でも採用されている資格試験で、調剤請求事務に必須の知識と技能のレベルを審査する |
資格分類 | 民間資格 |
資格名称 | 調剤薬局事務検定試験 |
受験資格 | 次のどちらかに該当する者
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試験日程 | 通信:毎月第4土曜日(自宅受験) 通学:年6回 奇数月第2日曜日 |
試験時間 | 学科・実技 併せて1時間30分(資料等の持込可) |
試験場所 | 開催月ごとに異なるので、都度問合せすること |
試験内容 |
学科問題: ―
実技問題: 調剤録及び診療報酬明細書の作成 |
合格基準 | 非公開 |
受験料 |
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合格率 | 2018年度実績平均:91.1% |
試験結果 | 試験終了から約2週間後 |
認定合格証 の交付 |
「日本医療事務協会主催 調剤薬局事務検定試験 合格証明書」が発行される |
主催団体 | 日本医療事務協会(JMCA) |
問合せ先 | 住所: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト7F TEL:03-3349-6011 |
備考 | テキスト資料と電卓計算機の持ち込みのみ可能 PC、スマホ、携帯は禁止 |