調剤報酬の中では、やはり薬の比率が一番多く中心になってきます。 薬の報酬にもいろいろと種類があり、国の基準によって調剤報酬点数表により点数と価格がきめられています。
調剤薬局では、患者さんの病気の症状によっても、処方薬の種類がそれぞれ異なり、それにともなって報酬も異なってきます。
この報酬を「薬剤料」と呼びます。
薬剤料も決められた点数により算出しますが、この点数は処方された薬剤の値段と大きく関係しています。
調剤報酬の点数については、一定期間ごとに改定されますので、調剤薬局事務は、改定後の点数のしくみを把握し理解することが求められます。
改定内容については、特定部分が変更されますので、すべてが変わるというわけではありません。
ただし、調剤薬局事務の人は、改定ごとに詳細を必ず確認する必要があります。
このことから、調剤薬局事務の資格取得後も継続して勉強する必要性が出てきます。