調剤薬局事務の仕事内容について詳しく解説しています。
調剤薬局事務の仕事の流れと業務内容|記事一覧
調剤薬局における業務の流れと調剤薬局事務の役割 調剤薬局の目的は、患者さんに安全で適切に薬を使用してもらう事になり、次のような流れで仕事が進んでいきます。受付受付の調剤薬局事務員は、調剤薬局の顔とも言えるので、常に明るい笑顔で患者さんに接すること大切です。処方箋受け取り、チェック病院で発行された処方せんを患者さんから受け取ります。患者さんの薬歴チェックを行い、患者さんの容態や様子も確認し、異常や気...
処方箋を薬局の窓口に患者さんが持参するか病院よりFAX受信すると、まず受付業務を行い、その後に薬剤師が調剤を開始することになります。調剤薬局事務員などが行う受付では、保険調剤の基本的な業務である患者情報の管理、処方内容のチェック、保険請求の入力などを、最初に行ないます。処方せんの受付1.順番管理 調剤薬局事務員は、薬局に訪れた患者さんから受付窓口で処方せんを受けとると、受付番号を記載するか受付票...
処方箋(院外処方箋)の受付とは、患者さんが調剤薬局の受付窓口に処方箋を持ってきて提示したり、病院内であれば薬局(調剤室)などに処方箋が届いたりすることです。調剤薬局の場合は調剤薬局事務が最初に受付窓口となって患者さんから処方箋(院外処方箋)を受け取り、そこで、処方箋に記載されている基本的な情報についての確認を行います。下記に一般的な確認内容をあげてみました。交付年月日患者の氏名と年齢保険者番号、...
現在、薬局ではレセプトコンピュータ(レセコン)が導入されており、処方せんの内容を入力すると調剤報酬を自動的に算定できるようになっています。患者さんの情報をレセコンに入力すれば、新規で来局する患者さんなのか、再来局の患者さんなのかがすぐわかるようになっています。新規来局患者の入力内容 初めて薬局を訪れた患者さんを受付する場合は、問診表と処方内容で収集した内容をレセプトコンピュータ(レセコン)の入力...
調剤薬局事務の患者さんへの対応業務としては、受付窓口で対応する場合と電話での問い合わせに対応に対応する場合とがあります。 受付窓口での対応については、患者さんが処方箋を提示したりしたときで、まず患者さんが新規であるか、再来であるかを確認することになります。初診の患者さんの場合は、薬歴簿(病院のカルテにあたる)を作成する必要があります。薬歴簿は、調剤薬局で患者さんが何の薬をどのように処方されたかな...
調剤薬局事務は、薬剤師による確認済の処方箋をもとに調剤薬局が行なった処方内容をコンピューターに入力し、「調剤録」として保存します。処方箋についても病院や診療所の院内処方せんは2年間、調剤薬局では3年間は保管することになっています。調剤録の保管については、調剤薬局では処方箋と共に、調剤をしてから3年間は保管をしなければなりません。調剤薬局では現在、調剤録やレセプト(調剤報酬明細書)作成も一般的には...
調剤薬局事務のお仕事には、薬袋、薬札、薬情の作成・印刷というお仕事もあります。調剤した薬剤を販売する場合、薬剤師法では、薬の容器や被包に患者さんの氏名、用法、用量、厚生労働省令で規定された事項を明記して販売する必要があると定められています。 一般用医薬品の場合、パッケージには用法・用量などが記載されていますが、処方薬は処方箋に基づき都度調剤するため、患者さんに販売する際に、薬剤の容器や被包に定め...
調剤薬局事務のお仕事では、お薬手帳の発行、印刷の行います。調剤薬局事務は、患者さんがお薬手帳を持っているか確認し、もし持っていなければ、お薬手帳を発行します。お薬手帳とは何か? 病気をしたときにいろいろな薬を処方してもらうと思いますが、現実的には自分がどんな薬を飲んだか、全てを記憶しておくことは無理だし大変です。ですから、処方された薬の名前、飲む量、回数などをお薬手帳に記録して残しておくことを目...
調剤薬局事務は、薬剤師が患者さんに対して処方薬の服薬指導を終了した後、患者さんへの処方時期や処方薬の種類などの処方内容を薬歴簿に記入し保存します。薬歴を記載する意味と目的 薬歴簿をなぜ作成するかというと、患者さんに薬の副作用などの危険が及ばないようにするためです。薬の種類は多くありますので、薬の組み合わせで患者さんに副作用が発生する可能もあります。そこで薬歴簿に処方内容を詳細に記入保存することに...
ここでは、調剤薬局事務として知っておくべき薬歴の構成内容について解説します。薬歴の構成内容 薬歴内容は基本的に次のような構成で成り立っています。基本情報初めて患者さんが来局した際には、問診表に記入してもらい、その後変更が発生すれば都度訂正します。薬剤服用歴時系列で処方内容及び疑義照会内容などを記録していきます。薬剤師が行った服薬指導内容指導内容の経過の記録方法については、決まった要領は定められて...
ここでは、調剤薬局事務として理解する必要がある薬剤服用歴・服薬指導の経過記録・申し送り事項について記載する際の要点を解説します。薬剤服用歴の記載ポイント 薬剤服用歴を記載する際のポイントは次の通りです。1. 処方した内容処方した医療機関名処方した医師名処方日薬剤名用法・用量後発品可、一包化、粉砕など指示した内容2. 調剤内容調剤日調剤報酬点数の内訳加算内容一部負担金3. 疑義の問い合わせ内容疑義...
調剤薬局事務としての最終的なお仕事としては、薬剤師が処方箋に基づいて調剤したお薬代を患者さんに請求する会計業務になります。原則、患者さんはいずれかの医療保険に加入しているはずなので、診察代や薬代の一部しか負担しません。患者さんに対しての処方内容に従って調剤報酬の計算を行い、患者さんが加入している医療保険で定められている自己負担割合分の費用請求を行うことになります。もう一方で残りの代金については、...
レセプト作成と返戻について 調剤薬局事務の仕事の中でもレセプト業務は、大変重要な仕事になります。現在の日本ではほとんどの患者さんが、保険(国民健康保険、政府管掌健康保険 etc.)に加入しているので診察料や薬代が一部負担(3割負担)になっています。よって調剤薬局としては患者さんから一部負担金を窓口で徴収し、残りの料金は保険者(国民健康保険や保険組合)に請求することになります。このように保険者に請求...
調剤薬局事務のお仕事の中心になる内容は、「調剤薬局事務の仕事内容」カテゴリーの記事で紹介しました。実際の職場での調剤薬局事務のお仕事の範囲は非常に広範囲に渡ります。ここでは、それ以外にどんなお仕事があるのか実体験者の例からご紹介します。わかりやすくいうと薬剤師が本来やるべき仕事以外、全てを補助すると言ってもいいかもしれません。この仕事以外にもいろいろと庶務的なことを含めてやらなければならないところ...
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