ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許切れの後、別の製薬メーカーで製造・販売される薬をいいます。
薬の有効成分はジェネリック医薬品も新薬も全く同じです。
ジェネリック医薬品の特徴とメリット
ジェネリック医薬品の特徴
- 新薬(先発医薬品)よりも薬の値段が安くなります。これは研究開発や臨床試験(治験)を行う必要がないためです。
- 有効成分・効能・効果も基本的に同じです。
※一部、有効成分以外の添加剤は若干異なることもありますが、効能や安全性には影響ありません。 - 有効成分の体の吸収度合いや効果も同じです。
ジェネリック医薬品のメリット
- 国から出費される医療費が抑制できます。
- 薬代が安く患者さんの経済的負担が軽くなります。
ジェネリック医薬品を使うには
- 医師や薬剤師にまず相談しましょう。
- ジェネリック医薬品に薬局で変更してもらうこともできます。
※医師から新薬(先発医薬品)の処方を受けても、処方せんの「変更不可欄」にチェックが無ければ、ジェネリック医薬品に変更してもらうことも可能です。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)のQ&Aサイト
ジェネリック医薬品に関しての様々な疑問に答えてくれるサイトを次に紹介しておきますので、活用して下さいね。
■ジェネリック医薬品について知りたいときは
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「PMDAくすり相談」
■ジェネリック医薬品の基本的なことを知りたいとき
安心してご利用下さい。ジェネリック医薬品 (政府広報オンライン)
■使用中の処方薬の代わりになるジェネリック医薬品があるかどうかを知りたいとき
ジェネリック医薬品検索 (日本ジェネリック医薬品学会)
■新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)の差額を知りたいとき
かんたん差額計算 (日本ジェネリック製薬協会)
