調剤薬局事務のパートの給料は、どのくらいもらえるのでしょうか?
日本医労連・調査政策局の発表した2018年度のデータになりますが、パート賃金の平均は、事務職で893円となっています。
実態調査の統計をみると、パート賃金額800円から950円で全体の57.1%を占めています。
医療関連の事務のお仕事は、パートまたはアルバイトで働いている人の比率も多いです。
理由としては、病院や調剤薬局などは慢性的に忙しいところも多く、交代勤務制をとっているところも結構あります。
医療機関のレセプトの提出が、ほとんど月末から月始めの短期間に集中しているために、人手が足りなくなりパートをその期間だけ募集しているところもあります。
さて調剤薬局事務のパートの給料ですが、正社員給料でも説明しましたが、パートでも同じで職場や仕事内容によって差があります。
2019年11月現在、インターネットで調べたところ、時給は800円から1000円くらいのようです。 田舎などの地方は都会に比べると相対的に賃金は若干安い傾向にあるようです。
特にパートの時給については、派遣社員より低いのは「103万円の壁」といわれるような理由もあるかもしれません。
- パート収入が年間103万円以下なら、所得税を払う必要はありません。
勤め先によっては、源泉徴収としてあらかじめ10%が徴収されている場合がありますので、年間103万円以下の収入しかない場合は忘れずに確定申告して税金を還付してもらいましょう。
- 主婦などが子育ても落ち着いてパートとして働いたとき、パート収入が103万円以下の場合は、夫の所得税の対象となる給与所得から配偶者控除(38万円)としてが差し引かれますが、103万円より1円でも年収が超えると差し引けなくなりますので税金が増えます。
調剤薬局事務のパートの給料は、仕事の実務経験のあるなしでも大きな差が出てきます。
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